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伊藤 英文:三代目(仮)納豆博士
昭和51年生まれ
大学卒業後は東京で約5年働く。
株式会社せんだいには平成17年3月入社。
せんだいに入社して改めて納豆の凄さに驚愕。
現在、毎日納豆を食べて健康を手に入れると共に、ひたむきに仕事に取り組む!?
 創業は、昭和36年12月。『有限会社 仙台納豆』としてスタートしました。
 そして平成5年に『株式会社 せんだい』となったのです。創業以来40年以上にわたって受け継がれている“せんだい”という社名は、創業者が宮城県仙台市出身だったことから付けられたもの。今でも、宮城県の会社だと勘違いされます^^
 そんな“せんだい”の一員となったのが、7年前。あっという間の7年でした。これまで、家業の納豆屋とはいっさい関係のない業界・業種で働いていたので、ずぶの素人としてイチから納豆づくりを覚えることに…。毎日が新たな発見の連続で、本当にいい勉強になりました。
 それにしても、これから三代目を受け継ぐ予定の人間が、こんなに納豆のことを知らずに生きてきたかと思うと、先々代である祖父、二代目の現社長である父に申し訳ない。そんな気持ちでいっぱいです。
そこで、私がこの仕事を通じて覚えた感動と驚き、“せんだい”が50余年で培ってきた納豆づくりの知恵を、より多くの方に知っていただきたい。
というわけで、“三代目(仮)納豆博士への道”で、自分自身も納豆博士になるべく修行を重ねていきます。
──すべての人に「安全」「おいしさ」「健康」を届けることを目指して。
“盛り付け(充填)”から“製品になるまで”

盛り付け(充填)
納豆菌を接種した煮豆を自動充填機を使用して納豆の容器に盛り付けます。
自動充填機の作業手順は以下通りです。

煮豆をトレイに落とす→皮膜(納豆の上にかかっているビニール)をかぶせる→タレ・からしを入れる→容器のふたをする→金属探知機・重量計を通す→煮豆を充填した容器をコンテナに仕分けする。

自動充填機を使用した場合、短時間で煮豆を容器に入れられるので大量生産することができます。また、次の工程である発酵に進むまでの煮豆の品質管理がしやすいという利点があります。
盛り付け(手盛り)
容器に一つひとつ手作業で煮豆を詰めていきます。『せんだい屋』では、昔ながらのわらや経木、ごま、わかめといったオリジナル納豆を手盛りで製造。

手盛りは自動充填機を使用した場合と違い、バリエーション豊富な納豆をつくることができます。
醗酵
納豆づくりにおいて最も重要な工程のひとつ。納豆菌を接種した煮豆を発酵によって納豆にします。発酵は室(ムロ)と呼ばれる発酵室で行ないます。

かかる時間は15時間〜18時間ほど。この時間は納豆の容器や気温などによって変化します。

               発酵室の制御盤です→

容器は発砲スチロールトレイ、カップ、わら、経木と複数種類ありますし、夏と冬、または粒納豆かひきわり納豆かによっても時間は変わってくるのです。

『せんだい屋』では発酵室の室温、湿度、製品の温度をセンサーで管理し、最良の発酵ができるように、そのつど条件を変えています。
包装
発酵を終えて納豆になった製品を、包装して出荷します。包装には機械包装と手作業によるものがあります。

右の画像は機械による包装です。こうしてできあがった納豆が、みなさんの元に届くのです。
次回は、ひきわり納豆のつくり方について学んでいきます。
それでは!
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